創業計画書の書き方
当然の事ですが申請をするうえで創業計画書はとても重要です。
- 創業の動機
- 取扱商品・サービス
- 必要な資金と調達方法
- 事業の見通し
これらを所定の用紙に記載し、どこを突っ込まれてもきちんとわかるように説明も出来なければいけません。
「必要な資金と調達方法」「事業の見通し」
とくに「必要な資金と調達方法」「事業の見通し」といった数字を明確にしていく項目は、日本政策金融公庫側からすれば完璧な説明をして欲しいところです。
必要な資金や運転資金等はまだ計算も楽であり、中身を説明するのも簡単であると思いますが(とは言え請求書等はきちんと揃えなければいけません)、売上の見通しなどは根拠も問われます、借りたいからといって実現できない数字を上げても意味がないのです。
「創業の動機」「取扱商品・サービス」
「創業の動機」「取扱商品・サービス」は、実際の創業計画書(日本政策金融公庫のホームページからダウンロードできます)を見ていただければわかるのですがほんの数行でアピールします。
こんなことを聞いたことがありませんか?
別紙に数百字書いてアピールしなければ想いは伝わらない!
こんな数行の文章では金を貸してくれるわけない!
いえそんなことはありません、そもそも日本政策金融公庫が用意しているフォーマットが「数行でまとめてください。」という作りになっているのになぜ別紙で数百字も書かなければいけないんですか?
数行で創業に対する熱い想いやサービスを説明することも一つの能力であると私は考えています。
現に私はこのフォーマットに納まる文字数で創業計画書を作成し、満額の融資を受けることができました。
文章だったら本人が書いたかどうかもわからないですからね。
数百字も書く必要はありません!
という理由は理解していただけたと思います。
面談
書類を揃えて申請をしたら、担当者と面談を行うことになります。
ここで創業計画書の中身をスラスラと担当者に解説していくのが理想です、それこそ聞かれる前に話が出来ると「この人の計画は完璧だな。」なんてことになります。
上記の創業の動機は数百字書かなければ、という溢れる想いは別紙ではなくここでぶつけましょう!
書いた紙より実際に担当者に向かって掘り下げて話すほうが印象がいいんです。
繰り返しますが文章は代筆が出来るのですから。
ただ創業計画書は仕上がったのに、どうしても緊張してうまくしゃべることができないという方もおられると思います、その場合は同行して共に面談に臨むことも出来ます。
そして弊所の顧問税理士は融資に強い税理士であります、日本政策金融公庫からの創業融資をお考えの方はお気軽にご相談ください。